メインテーマ・第2幕
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オイラの住む座間市。基本的に富士山は見えない市。富士が鎮座する静岡県や山梨県のお隣
の県にあって、より遠い東京や埼玉・茨城県からも富士の雄姿は拝めるのに何とも不条理さを感
じてしまう。その理由は丹沢山系が間に立ちはだかるから。そして、丹沢に近ければ近いほど壁
は高く、日本一とは言え富士の視界を遮ってしまうのです。
この丹沢山系と富士山、そして観測地(富士山を見るポイント)の位置関係は非常に微妙です。
現に、基本的に富士山が見えない我が座間市内でも、オイラの住む地域では富士山の頭が見え
てしまいます。オイラがガキの頃から見てきたのだから間違いないです。
オイラが小学校に通っていた頃の通学路では、周囲は芝畑だらけ。空も大きく、丹沢や富士山
の方角である西側の視界も大分開けていたのだが、現代では丹沢山系すら見える空間が無い。
それでも何とかスポットを捜し出し、撮影に成功した。富士山までの直線距離は64.44q。富士の頭
の部分だけ、9合目位から上部だろうか? が、昔から変わらない姿で丹沢山系の隙間に見える。
トリミングして拡大すると須走の登山道がジグザグに解像できる。その頂上は富士吉田口だ。
見える富士山の面積は小さくなってしまうが、500m程西に移動し、見晴らしの良い場所から撮っ
てみた。富士山は何重にも複雑に連なる丹沢山系の隙間から覗くように見える。正確には大山と
塔ノ岳の間の低くなった地点。左側直近は鍋焼きうどんで有名な「鍋割山」、右側直近の山は丹沢
前衛の「大山三峰」で、その向こう側が「バカ尾根」だ。立花山荘直下の急階段は「三峰」に隠れて
いる。オリジナルの画像では、拡大表示で「鍋割山荘」と「尊仏山荘(塔ノ岳)」が解像できた。
やっぱり、富士山が見える地で暮らしたいですよね。一応、これでも富士山の見える土地です。
ガキの頃から勝手にそう思ってきました。富士山が見える見えないの限界点が我が街。座間市内
では最東端のごく狭い範囲だけが富士山の拝める地域です。
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