メインテーマ・第2幕
大学セミナーハウスの思ひ出 〜その1〜 2023/10/28
|
|
|
「40年ぶりに母校訪問 2023/09/30」というタイトルでコラムを書きましたが、そういえば大学3
年時にゼミの夏合宿に行った事を思い出した。キャベツで有名な嬬恋村にあるセミナーハウス
だ。当時の大学ほどいい加減で、学費ドロボーはなかったですよね。だって、夏休みのプールの
監視員のバイトも休んで、行きたくない夏合宿に特急電車で行って、参加しないと単位が貰えな
いし。そして、当の教授は当日になって助手に「行けない」と連絡。助手だって、真面目に合宿で
教本を開こうものなら学生生徒に嫌われますよね。確か2泊3日の合宿だったと記憶するけど暇
だったな。超山奥にあって、何にも無い場所。スーパーや小売店など徒歩圏内に皆無だった。三
度三度のメシは楽しみだったな。
合宿2日目の午後だったかな? 退屈しのぎにゼミ仲間で探検に出掛けました。探検と言って
も、小雨混じりで傘さして裏山に。廃墟というか、まだまだ使えそうな体育館があって、幸運にも中
に入れました。卓球台があって、思わず皆夢中になってしまいました。嬬恋村の大学セミナーハ
ウスがあるこの辺りは、炭鉱で栄えていた時期がありました。この体育館もその遺産だったので
すね。そして、大学のセミナーハウス自体も炭鉱業の施設を譲り受けて運営していたそうです。
天然温泉が自慢で、大学関係者以外でも利用できたそうです。どうりで、草津や万座温泉っぽい
硫黄臭が周辺を漂っていました。白根山も近く、登山者も利用できたそうです。3年前の高校ワン
ゲル時代の勘で、ここは有名な山の直下と感じました。
合宿最終日。待ちに待った解放の日。マイカーで来たゼミ仲間は朝食が済むとすっ飛んで帰っ
て行きました。オイラと助手(大学院生だね)だけは万座鹿沢駅から特急電車で上野駅で解散。
電車の時間まで間があって、二人で再び裏山の探検に。すると、こんな近くに神秘的な湖が、い
や池が。
大学3年から早38年。機会があったら、またあの池を見てみたいな。セミナー・ハウスの温泉に
も入ってみたいし。でも、嬬恋村なんてわざわざ行く土地ではないです。半ば諦めかけた夢でした
が、万が一の機会が訪れました。
|
|
|
|