喫茶・シャノアールの思ひ出　2022/02/23 　1980年代、純喫茶チェーン「シャノアール」は全盛期でした。我が家の最寄り駅である「南林 間」と「小田急相模原」の駅前にありました。下写真は、現ビルですが、2F部分がシャノアールで した。大きなウインドウと1階の階段は当時のままです。この階段前や駅の階段で、割引券が配 られて、お得に利用させてもらいました。3〜40年前の話ですがね。フランス語でOIは「ワ」の発 音なので、正確には「シャノワール」のハズなのに、何故か「シャノアール」のカタカナ表記です。 　名目は受験勉強やレポート作成でしたが、スポーツ紙が各紙あって、勉強なんか身が入る訳 がないですよね。お気に入りは絶対に窓際の席なので、窓の外だって見ちゃいます。 　決まってオーダーしたのがサンドイッチ。ハムサンドかミックスサンド。金欠の時はただのトー スト。ケロッグで嵩増ししたパフェも時には戴きました。コーヒーだけの時は無かったですね。今 でこそ、こういう時代になっていますが、コーヒーなんてゴクゴクッて飲んで、2〜3分で飲み干せ ます。コンビニやスタンドはオイラの昔からのコーヒー・ブレイクのスタイルなんです。何杯も飲め る店は別ですが。 　でも、一番美味かったのはタバコ。当時吸っていたのは220円の「sometime」。リッチな時は 「CABIN」でしたね。サテンで吸うタバコは一番美味かったなあ。生涯でタバコ吸ったことが無い 人は可哀そうです。禁煙して10年経ちますが、一切の弊害が無ければ今でも吸いたいです。 　この世からスッカリ消え去った「シャノアール」だと思っていましたが、細々と経営が続いていま した。向ヶ丘遊園の駅前店に行ってきました。食品サンプルも店内の雰囲気も、コーヒーも、サ ンドイッチも、昔のままでした。